馬場小室山遺跡研究会有志で、土浦市上高津貝塚ふるさと歴史の広場考古資料館を訪ね、下坂田貝塚土坑出土の「製塩土器」を含む土器群を熟覧させていただきました。縄文晩期前葉の安行3a~3bの円筒形の深さ2m位の4つの土坑の遺物を検討した結果、共伴する製塩土器とともに、次の順に遷移します。①2区2号土坑⇒②2区1号土坑⇒③1区25号土坑⇒④1区15号土坑上記遺構順に、共伴土器類と製塩土器を掲載しました。
報告書:第68図 No.5 鉢形土器(椀型)鴨志田 隼司氏の計測推定による口唇端部内口径=18.8cm (口唇端下1.0cmでは22.5cm)