【綾羅木式土器について学ぶ】
2014年1月3日、「東京国立博物館初もうで」イベントで訪ねた東博ですが、平成館考古展示室で、特集展示「本州最西端の弥生文化 -響灘と山口・綾羅木郷遺跡-」を見て、綾羅木式土器の形と、(弥生前期の遠賀川式系ではまさかと思う)条痕文様の美しさに魅せられ、せっかくなのでこれは勉強しておきたいと、土器の写真を撮ってきました。
帰ってから調べてみると、40年前「綾羅木郷台地蹂躙事件」をきっかけの保存運動や4日間で国史跡の手続きをしたという考古史上有名な遺跡だったのですね。
東博ブログ*での丁寧な紹介もあり、Ⅰ~Ⅳ式までの土器の形と文様の変化など、(関東に居るとなじみの薄い)西国地方の弥生前期の土器について、多少でも学ぶことができました。