
石上神宮の西の裾野を流れる布留川、その北岸の布留(堂垣内)地区の布留遺跡で、初めて発見された土師器の甕や壺。
これらのたくさんの土師器は、住居跡とは思えない石敷遺構の上にあったとのことで、祭祀にかかわる遺物とのことです。
11月19日午後から、東京神田錦町にある天理ギャラリーへ「布留遺跡展 ―物部氏の拠点集落を掘る―」」を見に行きました。
布留遺跡は、天理大学附属天理参考館が調査した天理教施設内とその周辺の遺跡です。
天理参考館所蔵の遺物が東京で、しかも学史上貴重な「布留式土器」そのものずばり見られるなんてすごい、と思って訪ねた会場。
布留遺跡が石上神宮の祭祀に特化した遺跡であること、さらに祭祀を司った物部氏、その実力を支えた玉作り・鍛冶・武器生産、渡来人とのかかわりを示す考古資料など、驚きでいっぱいでした。
石上神宮の西の裾野を流れる布留川、その北岸の布留(堂垣内)地区の布留遺跡で、初めて発見された土師器の甕や壺。
これらのたくさんの土師器は、住居跡とは思えない石敷遺構の上にあったとのことで、祭祀にかかわる遺物とのことです。