神亀5年(728)、勅命を受けた行基菩薩が、桂の大木に本尊の聖観音像(桂泉観世音)を刻み奉り開山したと伝えられる八葉山天台寺。「御山」とよばれ、ここには壮大な伽藍が立ち並んでいたといわれますが、二戸という僻北の地になぜこのような大寺があり、その法灯を今に伝ええたのか、その歴史は謎と神秘に満ちています。
そして、戦後の巨木売却により荒廃しつくした御山。その受難とこの天台寺を守ろうと立ち上がった人びとによる復興の歴史をこの参道は物語っています。