7月25日歴博友の会見学会で、大規模集落跡の皆野町駒形遺跡を見学しました。
駒形遺跡は荒川右岸に形成された河岸段丘上に位置し、荒川の流水面との比高18.5m、第1次調査では、縄文中期の竪穴住居跡3軒、後期の竪穴住居跡1軒、称名寺式の埋甕を伴った石棺状組石2基、第2次調査では、敷居住居跡と土壙、第3次調査では、敷石住居跡1軒、集石遺構2基、土壙9基が発見されました。
現在は第2次と第7次調査の遺構が、縄文中期〜後期の配石遺構群の遺跡としてよく保存されています。
大背戸遺跡は駒形遺跡に隣接する遺跡で、昭和37年、皆野中学校建設時に発掘調査がおこなわれました。