東南角から見た大聖殿
ボロブドゥール大聖殿は、8世紀終わりごろから9世紀中ごろまで、シャイレーンドラ朝により建造されました。
その頃の旧い基壇には、人間の因果応報(欲界)を浮彫したレリーフ160面があったそうですが、昔の補強工事による基壇(左手の見学者が大勢いる高さのテラス)内にそのほとんどが隠されてしまいました。
現在、旧基壇のレリーフは、基壇が外されているこの東南隅の4面(4人の見学者の奥)だけが見られます。