「頭塔」は、奈良市高畑町にある土壇からなる非常に珍しい奈良時代の土塔。1辺30m、高さ10m、7段の階段ピラミッド状の構造で、東西南北の各面に石仏44基が整然と配置されていたと考えられています。神護景雲元年(767年)に東大寺の僧実忠が、東大寺別当の良弁の命により造った塔で、2000年に北半分が復元整備され、公開されています。