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2016年5月30日 (月)

S-22 北総の「百庚申」探訪

 2月に本ブログに『S-19 印西市笠神の二つの「百庚申」』をアップしましたが、その後、近隣の百庚申を調べて回っています。

 これは、5月24日に訪ねた千葉県栄町の安食上町の百庚申です。

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 「安食駅東方」という情報しかなかったので、駅前にいたタクシーの運転手さんや上町の地元の方々にお聞きしながら、「旧成田みち」沿いの通称「庚申さま」にたどり着きました。
山の中腹に3基の立派な青面金剛像庚申塔を祀った祠があり、その下の階段脇と道沿いの法面にぎっしりと庚申塔が建っています。
 百庚申として建てられた定型な駒型のほか、大小さまざまな、時代もいろいろな庚申塔がありました。
 特に法面の庚申塔群は、道路整備などで移設集積されたようで、又、笠神社の百庚申とよく似た像容と形式のものもあって、おそらく旧本埜村の梶谷石材の製品かと思えました。

 5月26日に訪ねた船橋市前原東5丁目の庚申塚。

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 ここには享保18年、19年と延享4年の彫りの優れた青面金剛像庚申塔3基のほか、小形の年不明の文字庚申塔64基が並んでいて、百庚申とみられます。

 これは、一石百庚申塔でしょう。

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 5月20日、八千代市麦丸台の庚申塚にあった「一百青面金剛王 當村講中」銘の庚申塔で、文化12年2月の建立。
 北総はたくさんの庚申塔を建立する「多石庚申塔」が20例ほどありますが、1基に「庚申」の文字を多数刻んだものや、「百庚申」の銘を刻んだ事例は珍しいです。

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