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2014年8月10日 (日)

S(メモ) 開発で移された「井野の子安観音」

 八千代市勝田台から佐倉市宮ノ台間のバス停西谷津のあたりは、最近住宅開発と都市計画道路の工事がさかんで、景観が一変しています。
 たしかこの道端に、井野の5番組ツジキリと「井野の子安観音」との名でガイドブックに載っている天女のような勢至菩薩石塔があったはずと思いつつ、車で通りすぎてました。 747_0

 2014年8月7日、近くに車を置いて歩いてみると、雑木林が駐車場に変っていても、ツジキリはちゃんと残っていましたが、子安観音は見当たりません。
 涼しくなった夕方、家から出てらした近くの旧家のご婦人お二人にお聞きすると、あった場所が私有地と判明し、1~2年前駐車場になった際に、千手院に遷したとのこと。
 またこの観音像は、「浅間様」と称し、子供が七五三の年齢になったとき、家族でお参りして、子供の成長をお願いし、特に7歳の時は、7月に稲毛の浅間様にもお参りにいったとのことでした。

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 千手院へは、紫陽花の写真を撮りに先日訪ねたばかり。でもそのような像は見あたらなかったなあと思いつつ、千手院へ行き、境内をくまなく探すと、修理改築中の本堂後の林のそばに、楚々と立っていらっしゃいました。
 「寛政十一年(1799)正月吉日」の銘、寄進者40名の名刻んだ台座も無事でした。
天女と思ったこの像容。観音像というより、浅間(冨士)信仰のコノハナサクヤヒメのイメージが合いそうです。

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